自宅の近くに本屋がない「無書店地域」が増えている。こうした状況を解消するため、バスで本を届ける取り組みや、カフェや雑貨店などで本を販売する仕組みが生まれてきた。「『島でも本が買えるんだ』と、喜ばれている」。鹿児島県川内港から高速船で50分ほどの上甑島で、豆腐屋兼カフェ「山下商店」を営む山下賢太さんはうれしそうに語る。コーヒーの香りが漂う山下商店の店内には、近くでとれたキビナゴのオリーブ漬けや
廊下に古書店、喫茶店は8畳 袖触れ合うも多商ビル 2012年8月30日 13:27 カテゴリー:社会 九州 > 鹿児島 廊下に本が並び、フロアの真ん中に地下室もあるレトロフト千歳=鹿児島市名山町築46年のレトロフト千歳の外観 終戦直後に建てられた長屋街に、数多くの商店や飲食店がひしめく鹿児島市名山(めいざん)町。その一角にある風変わりな雑居ビル「レトロフト千歳」(5階建て)が注目を集めている。数年前から若手芸術家が入居し始め活動拠点になっていたが、今春には1階部分を大改装し、5千冊も書籍を並べた古書店、広さわずか8畳の喫茶店などが入居する。名山町のレトロで雑然とした雰囲気にぴったりの空間は、九州新幹線の全線開通でにぎわうJR鹿児島中央駅周辺や繁華街・天文館とはひと味違う名所になりそうだ。 人がすれ違うのがやっとの幅。両脇には本がびっしりと並ぶ。向田邦子全集、マルクス…。多くは重厚な装丁
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