スバルの富士重工業が軽自動車の生産を2012年2月に終えるとマスコミが報道し、波紋を広げている。スバルが軽の開発・生産から撤退することは既定路線で、既にダイハツ工業から軽の相手先ブランドによる生産(OEM)供給が始まっている。 トヨタグループの一員となったスバルは、レガシィやインプレッサ、フォレスターに代表されるスポーティーなクルマを開発・生産するニッチメーカーとして生き残りを目指すことになる。 名車「スバル360」から派生した商用車 しかし、スバルの軽に思い入れの強いファンならずとも、このニュースを深刻に受け止めた人々がいる。スバルサンバーを専用車として使ってきた全国の「赤帽」(全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会)のドライバーたちだ。 スバルは自社開発の最後の軽乗用車となる「スバルステラ」の生産を既に中止し、5月24日にダイハツのOEM供給による新型ステラを発表した。スバル最後の軽乗用車
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