阪神ファンから「どうした?!」と心配の声があがりそうなのが、高卒2年目の秋山拓巳投手(20)だ。ルーキーイヤーの昨年は夏から1軍で起用され7試合に先発して4勝をあげたが、今年はキャンプからファーム暮らしが続いている。 2軍キャンプでスタートとなった今季は3月8日の西武とのオープン戦に先発登板して4回零封の好投を見せたが、結局開幕1軍を手にできず。度重なる首痛に悩まされて、ここまでウエスタン戦4試合に登板しただけで、5月5日のウエスタン・オリックス戦での登板を最後に投げていない。 開幕から真弓監督は秋山の1軍昇格について「まだまだこれから…」とまずは戦力扱いせずに、シーズン半ばからの補充要員と見込んでいたが、夏場に入って先発ローテがややほころんできたところで、秋山がスタンバイできていないのは痛手だ。 秋山に限らず、阪神では新人が1度パッと咲いて萎んでしまうケースが続いている。2007年