「承服できません」−−。新たな万能細胞「STAP細胞」の論文不正問題で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)の代理人の弁護士が1日、小保方氏が調査委員会の最終報告書を受け取った時の様子などを明らかにした。憤りの表情を浮かべたといい、同意したとされる論文撤回についても「本人にその意向はない」と明かした。今月9日までに、調査結果に対する不服を申し立てるとしている。 【理研が調べた6つの疑問点】 代理人の三木秀夫弁護士(58)=大阪弁護士会=が大阪市内の事務所で、報道各社の取材に応じた。 三木弁護士によると、小保方氏は先月31日、神戸市内の理研の施設で、担当理事から最終報告を受け取り、三木弁護士らとともに説明を受けたという。概要を聞くうちにみるみる顔が白くなり、「承服できません」と反論したという。三木弁護士は「驚きと、怒りと、憤りの感情が見て取