世界中のアパレル関係者が和歌山を目指して、来日している。その行き先は島精機製作所。ニット編み機のトップメーカーで、世界シェア60%を誇る。知る人ぞ知る日本のエクセレントカンパニーだ。 アパレル関係者たちを魅了するのは、世界初の「完全無縫製型コンピューター横編み機」(ホールガーメント横編み機、以下WG)だ。この機械を使えば、ミシンを使うことなく、1枚のセーターがわずか30分で、しかも全自動で編み上がる。 ルイ・ヴィトン、グッチ、ユニクロなど国内外の有名ブランドがこぞって採用している。最近では、ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイとの協業が報じられ、話題になったばかりだ。 WGは糸とプログラムをセットすれば、横編み機がデザインどおりにニット服を1着丸ごと編み上げてくれる。糸から一筆書きの要領で、編み上げていき、裁断の必要がない。あとから衿や袖を縫い足す手間も省け、従来の製法では30%も無
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