「いつでも自分らしい装い」のできる人に、私はなりたいと常々思っています。友人や、メディアで目にする有名人などで、そのときどきで違う服を着ていても、いつも統一感のあるその人らしい素敵な装いをしている人を見ると、そんな装いを自分もしたい、と思います。 そう思い続けてだいぶ経ちますし、自分に似合う服や、まったく似合わない服がどういうものなのかもある程度わかってきました。しかし、それでも、いまだに「いつでも自分らしい装い」ができている、という状態にはなれていません。 まるで言い訳のようになってしまいますが、その理由を挙げてみます。 自分が行く場所、会う相手によって、ふさわしい服装が違うことです。ごく当たり前のことですが、実際に日常で直面してよく困ることでもあります。 例えば、夕方まで仕事、そのあと友人と会う、という場合はどうでしょう。本当は夕方から好きにお洒落したくても、着替えを持って行かないかぎ