人口175人、瀬戸内海の小さな島 男木島にある、島の未来の暮らしをつくる小さな図書館 2017.03.30 暮らしのものさし 暮らしのものさし 寄稿者 寄稿者 こんにちは。フリーランスのルポライター・新井由己です。 瀬戸内の島々を舞台に国内外のアーティストが参加して賑わう「瀬戸内国際芸術祭」は、2010年から3年おきに開催され、昨年で3度目を迎えました。風景や民家とコラボしたアート作品が各島内に点在し、島めぐりを楽しむ人が増え、この芸術祭を見るために海外から訪れる人もいるようです。 最近、この芸術祭の舞台のひとつでもある「男木島」へ移住する人が増えています。男木島は、高松港からフェリーで40分ほどの距離にあり、112世帯・175人(2017年3月現在)が暮らす、周囲約5kmの小さな島。港の近くの斜面に集落が形成され、狭い路地の坂道や階段が迷路のように続いています。自動車が走れる道路は海岸沿
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