最新の賃金構造基本統計調査(令和5年)によると、医師の平均年収(平均給与)は1,436万円となっています。ただし、医師の年収については別の調査データも複数あります。それぞれのデータの特徴や、医師の多くがアルバイトをしている状況など、医師の働き方を踏まえないと年収の現実は見えてきません。 ここでは、医師の年収に関する複数の最新のデータを活用しながら、医師の年収の実態や、年代・性別・診療科・勤務先・地域によって年収がどう変わるのかなどを詳細に解説していきます。 医師の年収に関する最新データの概要 医師の平均年収は1,436万円とされるが、この中にはアルバイトや副業は含まれず、アルバイト・副業込みの実際の年収は1,700万円程度。 男性医師の方が女性医師に比べて年収が高く、年代別では50~60代で年収が高くなる傾向。 勤務先別では公立系の病院に比べて民間病院がやや年収が高く、大学病院は他の病院や
