研究者たちは、今も携帯電話が人体に及ぼす悪影響を研究している。そんななか、韓国で携帯電話の悲惨な事故が発生した。TelecomsKorea News Serviceによると、33歳の男性が遺体で発見され、その原因として携帯電話のバッテリーの爆発が疑われているという。携帯電話は、LGのものとされるが、具体的なモデル名は明らかにされていない。 報道によると、男性は発見時、職場の採石場で電気シャベルの横に倒れていたという。同僚は男性について、鼻から血を流し、シャツの左ポケットに入っていた携帯電話からバッテリが溶け出していたと説明する。国立忠北大学の教授は、遺体を調査した結果、死因を携帯電話の爆発による心肺の破裂と推定した。教授によれば、遺体の肋骨や脊柱も折れていたという。 韓国で、携帯電話の爆発が原因で人が死亡したとされるのは、今回が初めて。中国では2007年、男性が携帯電話の爆発で死亡している