ファンのあいだで「題名が覚えられない本、ちょっと多くね?」と評判の創元SF文庫だが、なかでも困るのが《年刊日本SF傑作選》シリーズである。ここで問題「既刊の6冊、刊行順に正しく題名を並べよ」――答えられたら自慢していい。ぼくには無理だ。 というわけで、最新刊『極光星群』である。2012年に発表された日本SF短篇のうちから11篇を選りすぐり、そこに第4回創元SF短編賞受賞作を加え、つごう12篇の編成である。巻末の「推薦作リスト」を見ればわかるとおり、ふたりの編者はSFを広義にとらえており、ファンタスティック(もしくはスペキュラティヴ)な要素・技法を備えていれば範囲内という姿勢。このへんは往年の名SFアンソロジストであるジュディス・メリルを踏襲している。とはいえ、メリルのころ(1950年代中期~60年代後期)と現在とでは状況がだいぶ違う。もはやSF的な発想はあまねく世に浸透し、裾野がずいぶん広
デビュー25周年を迎えた遊佐未森が、2枚組ベストアルバム「VIOLETTA THE BEST OF 25 YEARS」をリリースした。DISC 1は遊佐本人がセレクトしたオールタイムベスト、DISC 2は親交の深いアーティストたちと新アレンジでレコーディングしたセルフカバー集という充実の内容。ナタリーでは制作を終えた遊佐をキャッチし、作品に込めた思いと今の心境を聞いた。 取材・文 / 唐木元 DISC 1はベストアルバム、DISC 2はライブアルバム ──まずはデビュー25周年と、25周年ベストアルバムのリリース、おめでとうございます。 ありがとうございます。 ──今回のベストはDISC 1は過去音源が時系列で並んでいて、DISC 2は新録のセルフカバーがシャッフルされているという、「ただのベストじゃないんだな」っていう感じが伝わってきました。それだけに曲を選ぶのは骨が折れる作業だったろう
ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)は15,000人以上のピアノ指導者からなる公益法人です。ピアノ学習者をサポートするステージ、ピティナ・ピアノコンペティション(ピアノコンクール)及びピティナ・ピアノステップは、全国各地で開催され、累計で毎年8万人以上の方が参加しています。ピアノ指導者の研鑽のためのセミナーや学校クラスコンサート、ピアノ曲事典や教室紹介などの公共サービスにも力を入れています。
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