アニメーターなどでつくる業界団体「日本アニメーター・演出協会」(JAniCA)が、今年4月に発表したアニメーション制作者の「実態調査報告書 2015」は大きな反響を呼んだ。若手のアニメ制作者が担当することが多い「動画」という職種の平均年収が「111.3万円」という衝撃的な数字だったからだ。 調査の自由記述欄には「もっと人間らしい仕事がしたいです」「アニメ業界は一度滅びたほうが良い」といった悲鳴ともいえる言葉が並び、多くの人の同情を集めた。JAniCAの監事をつとめる桶田大介弁護士は「このままではアニメ業界が自滅するかもしれない」と警鐘を鳴らす。 日本の文化を海外へ発信する「クールジャパン」のけん引役として期待されているアニメ。その制作現場では、若手が厳しい環境におかれている。はたして、今回の調査結果(http://www.janica.jp/survey/survey2015Repor
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