ゲイだとばらされた一橋大・法科大学院の学生Aくん(当時25歳)が校舎から転落死したことについて、遺族が学生と大学を訴えている裁判。遺族側が4月19日、東京・霞が関の司法クラブで記者会見した。自らゲイだと公言している明治大学の鈴木賢教授(法学)は、「一橋大の対応は、非常に問題がある」「彼を救えなかった大学に、震えるほど怒っている」と話した。 裁判は4月19日に6回目となる口頭弁論が東京地裁で開かれた。それぞれの主張がおよそ出そろってきた状況だ。 どんな事件だったのか。これまでの裁判で、次のような事実がわかっている。 2015年4月3日、学生Aくんは「はっきり言うと、俺、好きだ、付き合いたいです」とLINEでZくんに告白した。Zくんは「付き合うことはできないけど、これからもよき友だちでいて欲しい」と返事をした。 ところが6月24日、Zくんはクラスの仲の良い友だちのLINEグループに、「おれもう
![一橋大・ゲイだとばらされ転落死「同性愛者を差別する社会が、彼を死に追いやった」ゲイの大学教授が指摘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/53d5164288d5947628892273dea015c1ea7c3be2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.buzzfeed.com%2Fbuzzfeed-static%2Fstatic%2F2017-04%2F19%2F3%2Fenhanced%2Fbuzzfeed-prod-fastlane-01%2Foriginal-23987-1492587171-2.jpg%3Fcrop%3D2100%3A1400%3B0%2C0%2526downsize%3D1250%3A%2A)