本日10月9日はジョン・レノンの誕生日ですね。存命であれば82歳になってるんですね…… 個人的にアーティストのパーソナリティにはそこまで関心を持たないタチの私にとっても、ジョン・レノンという「人間」はいつだって興味深い存在でした。この際音楽家としての巨大さを引っ剥がしたとしても、すごく意義深い人物ですからね。 で、その中で私がたびたび思い至るのが、ジョン・レノンに対しての「平和の象徴」というパブリック・イメージ、ここへの違和感なんですね。 多分音楽に関心がない層にもジョン・レノンというアイコンは広く浸透してますが、そこには色んな誤解やバイアスが存在していると思っていて。今日という日に、彼の偉大さを讃えながらここのところにいっちょ踏み込んでみたいと思います。 ジョン・レノンは聖人ではない まずここなんですよね、レノンを「平和の象徴」として担ぎ上げる時、絶対に無視されてしまうのが彼の人間として