若いパパだって子育て参加だワン!|。松江市西持田町の笠巻一枝さん(43)宅で、雄の小型犬キャバリアの「ペロちゃん」(生後十カ月)が、飼い主と一緒に生後一カ月ほどの子猫四匹の世話をし、周囲を驚かせている。 子猫は二週間前、出雲市内で捨てられていたのを松江犬猫の会が保護し、一時預かりのボランティアをする笠巻さん宅にしばらく面倒をみることになった。 笠巻さんがミルクをあげ、脱脂綿でふいて排せつさせるうち、気弱で甘えん坊だったペロちゃんが突然変身。子猫のお尻をなめて排せつさせたり、毛づくろいしたり、ヨチヨチ歩き回るのを鼻で押し戻すなど、世話を始めた。 最初は、子猫にけがをさせるのではと心配したが、今では子育てがすっかり板につき、笠巻さんも安心して任せている。「自分から世話をするなんてびっくり。見直しました」と頼もしそうだ。 四匹の子猫は、松江犬猫の会が六月に開く譲渡会で飼い主を捜す予定。