シャムスカ監督7連敗…それでも解任できない 【大分0―3大宮】2戦連続3失点で大分が7連敗となった。前節G大阪戦から先発4人を入れ替えた急造システムが機能しない。前半21分、同26分と守備陣のクリアミスから2点を失った。さらに同33分にもDFラインの裏を取られ0―3とされた。攻めても放ったシュート数はわずか4本。前半終了直前にはDF上本が相手にひじ打ちを食らわせて一発退場。攻守に精彩を欠いた。 6連敗となった前節G大阪戦後、クラブは「次の2試合で勝ち点4」をノルマとして課した。それもクリアできなかった。原強化部長は「選手が自滅しては誰が指揮しても勝てない」とシャムスカ監督をかばったが、後任のめどが立たないため監督交代に踏み切れないというのが現実だ。 主力に負傷者が相次いでおり、大きなプラス材料もない。シャムスカ監督は「修正すると次の問題が起こる」と嘆いたが、降格の可能性は試合ごと