ワシントン(CNN) 先月行われた米大統領選で使われた投票集計機メーカー、ドミニオン・ボーティング・システムズの幹部が24日までに、トランプ氏陣営や保守系メディアを相手取り名誉毀損(きそん)の損害賠償などを求めて提訴した。同社はトランプ氏の敗北を巡る陰謀論の的となり、選挙結果を操作したとの批判にさらされていた。 トランプ氏は同社を「災害」と呼び、トランプ氏支持者は同社がトランプ氏への投票を削除し、製品戦略及びセキュリティートップのエリック・クーマー氏が選挙結果を覆そうとしているとの陰謀論を支持してきた。 今回の選挙でトランプ氏から票が盗まれた証拠はない。また、米政権と選挙管理当局者は同国史上「最も安全な」選挙だったと述べている。バイデン次期大統領は全米で700万票以上の差をつけ、選挙人の獲得数で306人とトランプ氏の232人を上回り勝利した。 提訴したのはクーマー氏で、22日にコロラド州の