フジロックフェスティバル’18で、ボブ・ディランさんが出演した「グリーンステージ」=新潟県湯沢町で2018年7月29日、大原一城撮影 若者が集まり、騒々しくて、ちょっと怪しい。そんなイメージを抱いてしまいがちな日本のクラブだが、実はかねて世界から注目されてきた。特に東京はクラブの環境が充実していて、レコード店の数も多いことを音楽業界が高く評価。だからこそ、クラブ文化は東京パラリンピックの開会式でクローズアップされた。しかし新型コロナウイルス禍で深刻な危機にさらされた現場を、政府は親身に助けようとはしない。観光の中核にクラブを含めた「ナイトカルチャー」を据えておきながら、まるではしごを外して見捨てたかのようだ。【菅野蘭/デジタル報道センター】 市場規模は9割近く縮小 8月24日、東京パラリンピックの開会式。選手が入場するシーンで多用されたのはクラブ向けの音楽だった。ヘッドホンをして手を振りな
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