大阪プロレスの公式サイトによると、同団体所属のテッド・タナベレフェリー(本名田辺哲夫)が、15日午後0時23分大阪市内の病院で死去した。46歳だった。タナベさんは14日、大阪・ミナミMoveOnアリーナで行われた同プロのメーンイベント終了後意識不明の状態になり、同市内の病院に搬送されていた。 タナベさんは87年にジャパン女子プロレスでレフェリーとしてデビュー。ユニバーサル、みちのくプロなどを経て06年に大阪プロに移籍していた。
セルティックMF中村俊輔(30)と、古巣横浜との移籍交渉が暗礁に乗り上げていることが10日、明らかになった。年俸1億5000万円の2年8カ月契約を基本線に5月下旬から水面下で交渉に入り、6月1日には代理人のロベルト佃氏と横浜幹部が初の交渉を持っていた。今後、このまま交渉が平行線をたどり長期化する可能性もある。 秒読みと思われていた横浜復帰交渉が暗礁に乗り上げた。中村俊は「お世話になったクラブだし、第一に考えるのは当然だよ」と、5月下旬にスコットランドを出発する前にも横浜への愛着を表明していた。年俸や契約年数ではなく、自分を育ててくれた地元への恩返しの思いが強く、セルティックやスペインリーグ、横浜以外のJチームのオファーに対しても、横浜を最優先してきた。 5月下旬から下交渉がはじまり、6月1日には代理人のロベルト佃氏と横浜側が交渉の席に着くなど、順調に進んでいると思われていた。だが、今週に入
<プロボクシング:WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇26日◇東京・ディファ有明 WBC世界フライ級王者内藤大助(34=宮田)が、リング内外のアクシデントを乗り越えて5度目の防衛に成功した。 急きょ開催地が東京・ディファ有明に変更になった内藤の5度目の防衛戦は、「赤字興行」となった。 前座試合のない異例の1試合だけの興行となり、チケットは当日券のみの販売。用意された約800枚の当日券のうち、5000円の席が完売するなど、約700枚が売れたという。主催者発表によると観衆は917人で、会場の9割近くは埋まった。過去の世界戦の観衆に比べると大幅減だが、興行を主催した宮田ジムの宮田会長は「本当に感謝、感謝です」と笑顔だった。しかし、「中国で開催すればトントンだったが、中国選手の移動費用などがかかった」と話し、興行全体では2000万円前後の赤字が出るとみられる。 巨大市場の中国進出をもくろむ
セルティックが今季で契約の切れるMF中村俊輔(30)に、VIP残留オファーを出したことが26日、分かった。代理人のロベルト佃氏に対し、推定年俸3億円、契約年数は本人の自由という破格の条件を提示した。それでも相思相愛の横浜復帰が最有力視されている状況に変わりないが、セルティックの誠意を尊重して、中村サイドはオファーを寄せる欧州数クラブに、断りを入れることを決めた。中村本人はこの日、日本代表合流のため帰国した。 中村がセルティックから最大限の誠意を示された。25日にグラスゴーを出発した本人に代わり、ロベルト佃代理人が同日、セルティック幹部と接触。現状から1億円アップの推定年俸3億円という、破格の条件提示を受けた。しかも契約年数を定めない異例のオファー。家族がすでに帰国し、単身赴任の形をとる中村にとって、いつでもJリーグに復帰できるという、最も望ましい条件だった。 セルティックでは同日までに、ス
東北フリーブレイズは14日、09-10年シーズンからのアジアリーグアイスホッケー新規参入の合意を受け、宮城県庁など3カ所で会見を行った。青森・八戸市を本拠地とし、三沢市、盛岡市でも試合を開催する。荒城啓介監督(34)は「地域密着型で東北に根付きたい」と意気込んだ。 9月の開幕に向け、現在の14人から23人まで選手を補強する予定。15日、移籍選手リストが開示される。東北フリーブレイズは先月廃部した西武の選手を中心に補強をする。荒城監督は「リーダーシップのある選手がほしい」と元西武のFW鈴木貴人主将(33)に興味を示した。「高校(駒大苫小牧)の後輩。日本代表も経験し、リストに上がれば話したい」とラブコールを送った。 チームは現在、自主トレで体力強化をし、8月1日の練習開始へ準備中だ。荒城監督は初年度の目標を「プレーオフ進出」と明言した。【三須一紀】
東北に、アジア制覇を目指すアイスホッケークラブ「東北フリーブレイズ」が誕生した。設立会見が12日、宮城県庁で行われ、来季からのアジアリーグアイスホッケー(来年9月開幕)参入を目指すと発表。青森県八戸市、福島県郡山市を拠点とする。04-05シーズンまで日光アイスバックス監督兼FWで活躍した荒城啓介(34)が社長、監督、GM、選手と1人4役をこなし、東北アイスホッケー界に新たな風を送る。 「アジアリーグでの優勝を目指す」。大きな目標を掲げスタートした東北フリーブレイズは、青森県八戸市、三沢市、岩手県盛岡市、福島県郡山市などの東北地方一帯でホームゲームを開催することを検討。総合スポーツ店舗を営むゼビオの全面バックアップを受け、ウインタースポーツの盛んな東北に密着し、地域貢献をしていく。 選手としてもクラブを引っ張っていく荒城は「地に足をつけた活動をしていきたい」と話す。東北からスケートリンクが次
ロッテが、来季監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)を昇格させる方針を固めたことが13日、明らかになった。ボビー・バレンタイン監督(58)は、任期満了に伴い今季限りでの退任がすでに決定している。水面下で候補者を模索していたが、ロッテ一筋の生え抜きに後任を託すことで一本化した。2軍監督には高橋慶彦打撃コーチ(52)を起用して、チームの立て直しを図ることも決まった。 ロッテの後任監督が早くも決定した。重光オーナー代行、瀬戸山社長、石川副代表ら球団フロント陣が話し合い、西村ヘッドコーチの監督昇格で一本化した。球団関係者は「今年から球団が取り組んでいる長期的な改革の土台を築ける人。選手からの人望も厚く、チームの立て直しに最適と判断した」と話した。 球団は昨年12月に今季限りでのバレンタイン監督の退任を発表した。監督および監督の推薦でチーム入りした外国人コーチ、スタッフなどの年俸が総額約8億円にまで膨れ
3月限りで解散したアイスホッケー、アジア・リーグの西武に代わるクラブチーム創設の準備を、本拠地だったDyDoアリーナがある東京都西東京市の商店街「東伏見商栄会」や「ラビッツ存続を求める会」が中心となって進めていることが7日分かった。選手の多くはこのクラブチームでプレーしたい意思を示しているという。 「存続を求める会」の早乙女勇一代表は「スポンサー探しを含め、厳しい状況は分かっているが、まずは動き始めないと、と考えている。日本アイスホッケー連盟や行政などにも働きかけながら粘り強くやっていきたい」と話した。 西武は親会社のプリンスホテルが3月末に引受先企業探しを断念し、解散となった。社員12人、契約13人の計25選手のうち9選手が、11日にリトアニアで開幕する世界選手権ディビジョン1(2部に相当)の日本代表に選ばれている。
日本サッカー協会の犬飼基昭会長は10日、日本協会のJリーグ将来構想委員会が秋開幕、翌春閉幕の「秋春シーズン制」(秋春制)に移行しないと結論づけたことについて、「議論は不十分」として新たな組織をつくり検討を継続する考えを示した。 秋春制導入を強く主張する犬飼会長は「委員会で決まったことが日本協会の決定事項ではない」とした上で「将来構想委とは別の組織をできるだけ早く立ち上げ、秋春制のリスクを減らすためにどうすべきか考えたい」と話した。 将来構想委員会から結論を一任された鬼武健二委員長(日本協会副会長、Jリーグチェアマン)は9日の日本協会常務理事会で、積雪地域の競技場の整備が不十分で冬場の開催は難しく、集客の見込める夏場の入場料収入が落ち、経営面でマイナスの影響がある、などの理由から「移行はしない」と報告した。
Jリーグの鬼武健二チェアマン(69)が、各クラブの非公開練習が増えていることに苦言を呈した。17年目を迎えるJリーグの開幕が2日後に迫った5日、浦和や千葉などJ1の18クラブ中11クラブが練習を非公開で行った。この現状について鬼武チェアマンは都内のJリーグ事務局で「(各クラブに)サービス精神がない」と話し、各クラブの代表者が集まる10、11日の実行委員会で、非公開練習を極力避けるように指導する意向を示した。 Jリーグ各クラブの非公開練習が増加している現状に鬼武チェアマンが不快感を示した。Jリーグは2月27日のJ監督会議で、各クラブに対して練習を含め、情報を積極的に公開するよう求めた。しかし、この日はJ1の半数以上のクラブが練習を公開しないなど、その要請に逆行するような動きが出ている。 鬼武チェアマン サービス精神がない。監督会議では「非公開」という言葉こそ使わなかったけど、話の流れで認識し
横浜FCのFWカズ(三浦知良)が、42歳で迎えるプロ24年目のシーズンを熱く語った。09年のJリーグは7日に開幕。J2は新規参入3クラブを加えて、過去最多の459試合が行われる。再びJ1昇格を目指し、Jリーグ史上最高齢で「未知の世界」に挑むカズ。元日本代表MF藤田俊哉(37)が熊本入りするなど代表経験者がズラリと並んで盛り上がるJ2開幕を前に、ロングインタビューをお届けする。 -横浜FC5年目、J2では4年目のシーズンが始まりますね カズ 楽しみですね。やっぱり、J1という目標があるから。それがないと、おもしろくない。去年はJ1から落ちてあの成績(10位)で、選手たちもふがいないと思っている。やっている僕らの責任は重い。その責任があるから、ハングリーになれると思う。 -42歳の今季は「未知の世界」だと言っていましたね カズ これまで日本には42歳になって一線でプレーした選手がいないというこ
社会人野球界に日産ショックが吹き荒れた。社会人野球を統括する日本野球連盟は10日までに、大会数減少などを検討する制度改革委員会を発足させ、13日に初会合を行うことを決めた。同連盟・鈴木義信副会長(64)は、社会人2大大会の1つ、日本選手権を都市対抗と統合する可能性を示唆した。9日休部を発表した日産自動車は、12日開始の宮崎キャンプまで練習を中止することを決め、安田克明部長、久保恭久監督が、同連盟に事情説明に訪れた。 制度改革委員会は日本野球連盟の常任理事ら6人で構成し、鈴木副会長が委員長を務める。「未曾有の不況の中で、野球部を存続してほしいと我々が願っても、はい、分かりましたとはならない。何をすれば企業にプラスになるか。各チームの負担を減らして、経費削減をどう図るか。大会のあり方を見直す」と危機感をあらわにした。 鈴木副会長は、まだ私案段階とした上で、今年36回目の日本選手権を来年以降、都
多くのプロ野球選手や卓球の五輪代表を輩出した日産自動車は9日、経営合理化の一環として硬式野球部、卓球部(男子)、陸上部を休部すると発表した。硬式野球部は12月末まで、卓球部と陸上部は3月末まで活動する。 硬式野球部は都市対抗大会で1984年と98年に優勝し、2003年の日本選手権も制した。06年セ・リーグ新人王に輝いた広島の梵英心内野手や阪神などで活躍した元投手の川尻哲郎氏らが在籍した。 女子が94年に休部した卓球部は、男子が日本リーグで最多の19度の優勝を誇り、1月の全日本選手権を最後に現役引退した五輪4大会代表の松下浩二氏や全日本男子シングルス通算100勝の斎藤清(埼玉工大職)らがかつて所属した。 硬式野球部と卓球部はともに59年の創部で、50周年の節目に幕を閉じる。
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