襲撃を受けて記者ら12人が殺害された仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が、事件から1週間後の14日に発行する特別号で、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を特集することがわかった。12日、同紙の弁護士が仏ラジオに出演して明らかにした。 メディアに同日、先行公開された特別号は「生存者の号」と銘打っている。表紙は、「すべては許される」という見出しの下に、目に涙をため、悲しそうな表情の預言者ムハンマドが白い衣装をまとい、胸の前で連続テロに抗議する合言葉「私はシャルリー」と書かれたプラカードを掲げている。 銃撃で死亡した風刺漫画家たちの作品も掲載する。 「シャルリー・エブド」はこれまでも預言者の風刺画を掲載してきた。このため、過激思想に傾倒していたとされる容疑者のクアシ兄弟に襲われたとみられている。 同紙は、特別号であえて再び預言者を掲載し、テロや暴力に屈しない姿勢を示すという。弁護士はラジオで「我