木々の隙間からの木漏れ日、躍動感溢れる大地、水面に反射する白い雲。気まぐれな自然と奇跡のシャッターチャンスが生んだその空間に吸い込まれそうになるくらい美しい風景写真。これらの写真は2011年ランドスケープ・フォトグラファー・オブザイヤー(Landscape Photographer of the Year 2011)に輝いた受賞作品だそうだ。
![奇跡のシャッターチャンス、2011年風景写真コンテスト受賞作品 : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2bc64630c7efed3a5e7ee0765b96deed4e8ae9fb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F6%2Fc%2F6cfe6eb5.jpg)
な、なにコレ! 絵画のようだけど、くっきりと浮き上がってみえます。しかも、この絵画、どこかで見たことがあるような……。絵画をジオラマにしたのでしょうか? とても不思議な感じです。 絵画の作者は、ゴッホ。しかも、ジオラマ模型ではなく、絵画にちょっと手を加えただけというから驚きです。 この作品を作ったのは『Art Cyclopedia』のアーティスト、Serena Malyonさん。 いったいどうやってつくったかというと、ティルト・シフト撮影を起用したのだそうです。ティルト・シフトというのは、風景などがまるでミニチュアのように撮影できるとして、数年前から話題になっている特殊なレンズを使用した撮影方法。焦点のコントラストや色の彩度などを調整することで、フォトショップでもシミュレートできます。 Malyonさんは、ジオラマみたいにするには風景写真ならうまくいくけれど、絵画ならどうなるだろうか? と
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