2017年度は70店舗以上が閉店となったTSUTAYA。東京都心でも旗艦店や好立地店などが閉店、レンタル業の先行きが危ぶまれている 「まさか、地元のツタヤが閉店するなんて……」 近ごろ、SNS上ではこんな嘆きのつぶやきが毎日のように聞こえてくる。そうなるのも無理はないだろう。TSUTAYAは2017年度だけで全国70店舗以上も閉店しているからだ(都商研調べ、閉店予定含む)。その分布は北海道から沖縄まで都心、郊外を問わず広範に及び、決算を控える年度末には閉店店舗が更に増える可能性もある。 映像・音楽の定額配信サービスが急速に普及するなか、豊富なレンタル作品をラインナップする実店舗は“時代遅れ”な存在としてこのまま消え去ってしまうのだろうか。 TSUTAYA閉店・縮小の波は東京都心の旗艦店にも押し寄せている。 都内初の都市型店舗として1994年10月に開業した「恵比寿ガーデンプレイス店」は、“