「現代人は、自分が食べるものに責任を持てなくなってきています」と警鐘をならす、食の専門家、小倉朋子さん。食べることは、命を作ること。その大切な行為が「なんとなく」になっていませんか。本当の食との向き合い方、食べることの哲学<小倉朋子メソッド>をお聞きしました。 自分に自信がもてない、自分を大切にできない、毎日がつまらないと感じていたら、食事の仕方ひとつでガラリと変わります。今朝はどんな食材を、どんな味付けで、どんな器でいただきましたか? その食事の時間は、どれだけ自分を満たしてくれましたか? 「時間がなかったので、簡単なものをササッと食べた」という人は、これからお話する6つのことを実践してみてください。人生が劇的に変わることをお約束します。 1.野菜を生でかじる 朝起きて、空腹時に生の野菜を3種類、味付けせずにかじってみてください。キャベツ、きゅうり、トマトなどが手に入りやすく、続けやすい