辺境メシ ヤバそうだから食べてみた 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/10/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る いい。すごくいい。 エッセイ集として面白くて、未知の世界に触れられて、知見も広がる。以前読んだ『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』もそうだったんだが、こういう本をもっと読みたいんだよ。 「ゲテモノを食べる」って、テレビのバラエティでも目にするネタで、だいたいお笑い芸人とかがイヤイヤ食べてる様子を笑うってパターンだと思う。 が、本書は自称「胃腸の弱い」著者が、世界中を飛び回る仕事において「現地だけで食べられているような珍しいもの」を積極的に食べるという、むしろとても文化風土的なものを学べる素晴らしい本になっている。 で、まず第1章「アフリカ」で最初のエピソードが「ゴリラを食べた」 いやいやいや、