「バイトの休憩室」と聞くと、「備品が雑多に詰まれていて」「そこまで広くない」くらいの小部屋を連想する人が一番多いのではないかと思う。 「バイトの休憩室」と聞くと、「備品が雑多に詰まれていて」「そこまで広くない」くらいの小部屋を連想する人が一番多いのではないかと思う。 実際、僕が大学生の頃に働いてた牛丼チェーン店の休憩室も、バイトが荷物を入れるためのロッカーと、持ち帰り用の空き容器のストックなんかが積まれているくらいの狭い4畳半の部屋がそうだった。休憩時間になるとその部屋でまかないを食べたり、仮眠を取ったりするのである。 そんな「休憩室」ではフリーターの岡本くんと一緒になることが多かった。岡本くんはやたらと長時間労働のシフトを組んでおり、シフトの狭間で長めの休憩を取ることも多く、深夜番をしていた僕と休憩時間がかぶることがしばしばあったのである。 そんな岡本くんは重度の風俗狂いで、長時間労働に