心理学がブームだった1990年代後半 1990年代後半は心理学がブームになっていて、自分もいろいろ読みましたが、その後はあまり読んでいませんでした。しかし、最近台湾でも不況ゆえか、心を病む人が多くなってきました。そういう人にいろいろ相談されることも多いので、また心理学の本を読み始めています。 この本の中で特に気になった項目は二つ。 「トラウマの再演」と「再演技化」 強烈なトラウマを経験した者は、同じようなトラウマを受けやすい状況をみずから進んで選んでしまう傾向があるとのこと。例えば、 敵味方を問わず人間とし人間が殺し合う戦争というものを心の底から憎んでいるはずの元兵士が、再び軍隊に志願して戦いの現場に戻ってしまったり、殺人を犯したりといったケースもしばしば見られる。 といった悲劇や、 アルコールや薬物の中毒患者が、平静な状態では「もう二度とアルコールや薬物には手を出さない」と固く誓っている
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本書「浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか」(参照)の表題の問いについて関心がある人なら、それは「おわりに」の数ページが扱っているだけなので、さっとそこだけ立ち読みすれば終わる。ただ、さっと読んでわかる回答は書かれていない。筆者の用意した回答としては「庶民の宗教だから」というのが筆頭に来るが、それが明瞭に支持された解説に拠らずややわかりづらい印象を受ける。しかし、そこは本書の欠点ではない。 むしろ本書全体を読めば、明瞭な答えに導かれる。つまり、浄土真宗は妻帯から家系による寺の相続が可能になったこと(本来寺はそういうものではない)と、妻帯に伴う縁組みで閨閥が形成できることだ。 浄土真宗を宗教としてみるとわかりづらいが、諸侯や商店の特異とも見ればよいとも言えるだろう。浄土真宗藩や浄土真宗店とでもいうようなものである。さらに江戸時代に幕府から特別に保護されたことの要因も大きい。 ただし、それらの
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