2010年06月28日20:30 カテゴリ書評/画評/品評Art Let'em apply! - 書評 - ゲームの父・横井軍平伝 角川書店亀井様より献本御礼。 ゲームの父・横井軍平伝 牧野武文 たった一人の天才が、「ただの花札屋」を「世界一の玩具屋」にしてしまう。 その天才の仕事を、たった一人で終わらせなかったという点は「任天堂 "驚き"を生む方程式」を読めば納得が行くが、しかしそれも最初の天才あってのことだ。 その天才は、もうすでに鬼籍に入ってしまった。 話を伺いたければ、本書をひもとくしかなくなってしまったのだ。 本書「ゲームの父・横井軍平伝」は、その天才、横井軍平の貴重な生の言葉を、Googleの正体の著者がまとめたもの。ファンにとっては口絵の「横井軍平の遺したおもちゃたち」だけでも買いだろう。今では任天堂自身にすらストックがない作品まで「展示」されている。 目次 横井軍平の遺した