GF1は旅の友として限りなく パーフェクトに近いカメラだ。 中央ネパールの渓谷を標高4,200 mのアンナプルナ・ベース・キャンプまで登る16日間、僕はずっとこのカメラを肩にかけ、共に生活した。 結果、カメラは汗まみれ。岩にもガンガン当たりまくり(もちろんわざとではない)。大気はほとんどいつも埃っぽく、旅も終盤にさしかかる頃には、この粉塵がGF1の隙間という隙間に入り込む始末。それなのに、このカメラのパフォーマンスは完璧だった。どもったり、文句を言ったり、僕が求める写真を撮り損ねたりすることは一度もなかった。失敗作すらほとんどなかった。 パナソニックのGF1ボディと20 mm f1.7 Lumixパンケーキ・レンズのコンパクトな組み合わせは、旅人には最適だ。軽量で頑丈で有能細部まで考慮されて作られたこのフォト・キットは冒険へと連れて行けとまるで要求しているようだ。 最新情報: 補足資料とし