北海道赤平市のパチンコ店「ブロンディ」で今年5月、事務室内のロッカーから約1350万円が盗まれた事件で、道警赤歌署は28日、同市内で交通事故死した元同店従業員の男(当時53歳)を被疑者死亡のまま窃盗容疑で札幌地検滝川支部に書類送検した。 発表によると、男は5月26日午前2時20分頃、同店2階事務室の鍵付きロッカーから売上金など約1350万円を盗んだ疑い。男は同月31日、赤平市内の道道で、乗用車を運転中、トンネル入り口に衝突して死亡した。 事故後、男が事件後に消費者金融からの借金を全額返済していたことが判明。現場の状況などから、パチンコ店内部に詳しい者の犯行と判断し、捜査していた同署員が砂川市内の男の自宅を捜索したところ、「金は墓地にある」と書かれたメモが見つかった。捜索の結果、メモ通りに墓地内でクーラーバッグに入った現金約1200万円が見つかった。同署は、なくなった約150万円を、男が