タグ

ブックマーク / aikij.com (2)

  • 見付天神裸祭資料 「悉平太郎」名前の由来

    悉平太郎説話は、私にとって小さい頃より幾度となく聞かされた馴染みのある 説話である。 しかし、”しっぺいたろう”という名前はどうしてつけられたか? または、どういう意味か? と尋ねられると、心許ない答しか持ち得ていない。そ こで、私なりに考えてみようと思いたった。 1. 早太郎型説話の犬の名前 『矢奈比売神社の信仰と芸能』(吉川祐子、静岡県民俗学会誌6)によると、 人身御供を要求する怪神を退治する説話は「猿神退治型説話」と分類され、その 中でも犬が退治する型を「早太郎型説話」という。そして、この「早太郎型説話」 は全国で84例を数える。見付の悉平太郎説話もこの一つであるという。 吉川祐子氏が調査報告されたこれらの説話の犬の名前を、便宜上○○太郎・そ の他の二つに分けて見てみると。 1)○○太郎 「すっぺ太郎」「竹箆(たけべら)太郎」「しっぺい太郎」 「すっぺえ太郎」「ししん太

    kotorica
    kotorica 2010/06/17
    名前の由来でお酒何時間も飲めそう・・おもしろ!
  • 霊犬悉平太郎伝説

    その昔、遠江の国府、見付には人身御供の慣わしがあった。 毎年、8月の初めになると、何処からともなく、白羽の矢が飛んできて町家の棟高く突き刺さる。そこには必ず年頃の娘がいた。この家を年番といい、矢奈比売神社のお祭りには人身御供として神前に差し出さなければならないしきたりになっていた。 8月10日の真夜中、白い櫃に入れられた娘は、大勢の男たちに担がれて、一点の灯火も見えない暗闇の山道を運ばれ、神社の拝殿の前に置かれる。やがて娘は天地鳴動する中、怪物にべられてしまうと言う。 延慶の年(1308年)8月、この年もまたある町家の棟に白羽の矢が突き刺さった。そこへたまたま通りかかった旅の僧がこの話を聞き、悲嘆に暮れた里人の様子を哀れに思ったがどうすることもできない。先ずはその怪物の正体を確かめてやろうと、8月10日の祭りの夜、拝殿の下に忍び込んだ。暫くして、里の男たちが担いできた櫃を拝殿の前に

    kotorica
    kotorica 2010/06/17
    しっぺい太郎、人だと思われてたとかおもしろいな・・
  • 1