《編集者「都会の大きな書店で1週間以内に紙の本を買わないと打ち切りです。電子書籍?出しません、売上の勘定に入れません」ループに疲弊した読書家達の溜息》というのを読み、何とかならないかとちょっと考えてみた結果をだらだらと垂れ流していきます。 話の大前提大前提としては、上記まとめにあるこのnoteを参照してください。 紙の書籍は取次から週単位で売上情報が入ってくる一方で、電子書籍は特に取次を挟むと売上分の振り込みがあるのが月単位で遅く、下手をすると半年くらい待たないと入って来ないため、継続か打ち切りか判断するに際して、最も早く入ってくる紙書籍の売り上げ情報が参考にされる、というのが「紙の書籍を買って」というお願いが発生する最大の理由というのが現状です。 すなわち、問題としては「なぜ電子書籍プラットフォームは売上通知が月単位で遅いのか?」という点が第一で、「出版社は仮に売れなくても半年くらい連載