ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はパナソニックからリリースされた超小型プロジェクター「LF-PJ525H」を紹介する。50ルーメンの明るさで、最大60インチの画面を投影できるが、ビジネスでの使用には耐えるのか。実際に試した戸田氏が発見した意外な弱点とは? 最近は、この手のコンパクトプロジェクターが続々登場している。デジカメやビデオカメラにさえプロジェクター機能が搭載されているので、コンパクトなだけでは珍しくないが、この「LF-PJ525H」はインパクトのあるサイズだ。コンデジと同等もしくは、スマートフォンをちょっと分厚くした程度と考えていい。しかも、110gと軽量なので、かばんに入れて持ち歩いても負担が少ないのだ。 LF-PJ525Hの最大の特長は、このサイズにして50ルーメンと比較的明るいことだ。もっとも、1~2kg程度のコンパクトなプロジェクターは1000ルーメン