皆さん、こんにちは! メンタルケアマッチングサイト こころの架け橋 運営の濵野功一です 今回は、ホリスティックマガジン2011より、心のレッスン ~スピリチュアルな自分に出逢う~ 井上ウィマラ(高野山大学准教授)を抜粋して掲載させていただきます。 日本では、1970年代を境に、生と死が家族やそれを見守る地域から病院で管理されるようになりました。かつての地縁血縁社会では、主に僧侶や神父、シャーマンや長老たちが、その見守りの役割を担ってきました。近代医学の進展、あるいは社会構造の変化によって様変わりしてきた医療共同体において、受容すべき死や死別の悲しみを「誰が」「どのように」見守ることができるのか、その意味が今問われているように思います。スピリチュアルケアという言葉が先行する昨今、このような社会的背景を考慮する必要があります。 スピリチュアルケアとは 死や死別の悲しみ、苦しみだけがスピリチュア