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2012年1月19日のブックマーク (1件)

  • 日本の貿易収支:赤字転落

    (英エコノミスト誌 2012年1月14日号) 半世紀にわたって貿易黒字を出してきた日が赤字に転落した。 不均衡は永遠に続くものではない。1980年代から1990年代にかけて、日の巨額の貿易黒字は、米国や欧州の保護主義者にとって格好の攻撃対象だった。もはや、そうではない。暫定的な試算は、日の貿易収支が2011年に赤字に転じたことを示している。通年では1963年以来初の赤字だ(輸送費を除く)。 日は今も、世界最大の対外純債権国だ。保有資産から得られる所得が貿易赤字を十二分に補っており、おかげで日の経常収支は、国内総生産(GDP)比2%相当の黒字を維持している(2007年の5%からは低下、図参照)。 しかし、経常黒字も今後数年で消滅するかもしれない。果たしてそれは、好ましいことなのか、それとも悪いことなのか? 昨年の貿易赤字は、特に生産活動と輸出を混乱させた地震や津波など、一時的要因を