アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦(6日、東京)で、日大の選手が関学大の選手に反則行為となるタックルをして負傷させた問題で、日大の内田正人監督は19日、大阪(伊丹)空港で取材に応じ、「一連の問題の責任は全て私にある。監督としての私の責任。真摯(しんし)に受け止めて監督を辞任する」と辞意を表明した。 副学長でアメフト部の加藤直人部長と内田監督はこの日、関学大の選手や保護者らに直接会って謝罪した。関学大は17日に2回目の記者会見を開いて、負傷した選手、保護者に対して日大の責任者から直接の謝罪を求めていた。 日大は回答書で悪質なタックルについて、指導者はルールに基づく「厳しさ」を求めたが、選手の受け取り方に乖離(かいり)があったなどと説明した。ただ、事実や経緯を確認中で24日をめどに再び回答する、としていた。 関学大の鳥内秀晃監督は「乖離があったのなら、なぜ指導者は最初の危険なプレーが