名波浩の視点 J2に降格したジュビロ磐田。今季は1年でのJ1復帰を目指しながら、第7節でギラヴァンツ北九州に2-3で敗れて早くも2敗目を喫すると、第8節でも横浜FCと2-2で引き分けた。 松井大輔をはじめ、個の力でチャンスを作っているジュビロだが......。 横浜FC戦では、相手の高い位置からの組織的な守備と、そこから展開される厚みのある攻撃に苦しんだ。特に立ち上がりは、相手の勢いに押されて受けて立つ感じになってしまい、守備のラインがズルズルと下がってしまった。結果、自陣でセカンドボールを拾われるシーンが目立ち、開始5分に先制ゴールを許した。 この日は、センターバックの菅沼駿哉が負傷。急遽代役を務めたのは、J初出場のDF木下高彰だった。主軸のDF伊野波雅彦とは練習でもほとんどコンビを組んだことがなく、その分、コミュニケーション不足だったこともある。ゆえに、敵FWの黒津勝に複数の選手が引っ
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