大相撲で元横綱の曙太郎さんが4月に入って亡くなったことが11日、分かった。死因は心不全。54歳だった。 近年は闘病生活を送っていた。今月に入り体調が急変。クリスティーン・麗子・カリーナ夫人、来日中だった長男コーディーさんら家族に見守られ、静かに息を引き取った。亡くなる直前には夫人へ「アイ・ラブ・ユー」と言葉を伝えたという。 葬儀は家族のみの密葬で行う予定。 曙さんはハワイ・オアフ島出身。本名はチャド・ローウェン。大相撲で88年春場所で初土俵を踏み、93年初場所後に外国人としては初となる第64代横綱に昇進。95年に日本国籍取得。引退後はプロレスラー、総合格闘家、タレントとしても活躍していた。 【関連記事】曙太郎さん死去 54歳心不全 闘病生活も今月に病状悪化、若貴としのぎ削る
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