護送中に亡くなった男性容疑者(当時66)の遺族が、約6000万円の損害賠償を求め、裁判を起こしたという佐賀県のニュースに対し、ネットで「ごね得」「罪を償ったと思え」などの遺族バッシングが起きている。 報道によると、男性は傷害容疑で逮捕されたあと、殺人未遂容疑で鑑定留置されていた。2017年8月、佐賀地検への移動中、乗っていた護送車と大型トレーラーの正面衝突により、頸椎(けいつい)骨折などで亡くなった。 事故の原因は、警察職員の居眠り運転。佐賀県は、トレーラーを所有する運送会社に約520万円を支払ったが、遺族には賠償金を払っておらず、男性の弟・妹・姉が6月22日付で、佐賀地裁に県を訴えた。 このことを報じた7月21日付の佐賀新聞LiVEの記事が、Yahoo!ニューストピックスになり、遺族批判を中心に2000件を超えるコメントが集まった。 亡くなったのが「容疑者」だからといって、賠償がないこと
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