拙著『プログラマー現役続行』(p.109)では、次のように述べています。 「会社が業務時間内に勉強させてくれないから勉強できない」とか、「会社が専門書を購入してくれないから勉強できない」と不平をいっているようでは、10年後には使えないソフトウェアエンジニアになっていることでしょう。 自分の時間とお金を自分自身へ投資して、継続した学習を行うことは、ソフトウェアエンジニア業界に限らず、今日の社会では一般に求められることです。新卒新人を含む若手の多くに、必要な教育は会社が行ってくれて当然と思っている人が増えてきているのではないかと感じることが、年々多くなってきました。 「英語の書籍による勉強会」でも書きましたが、勉強を自主的にさせるということは、新卒新人で配属された直後から強制的に行う必要があると思います。たとえば、先輩は、非業務扱いの勉強会だけど、新卒新人は業務扱いにするので強制参加にします。