田島列島さんの漫画『水は海に向かって流れる』。 高校進学を機に叔父の家に居候をすることになった直達と、4人の住人。親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OL、そして男子高校生。 曲者揃いの共同生活を送るうちに、直達は25歳OL・榊さんに淡い思いを抱き始めます。しかし、彼女と直達の間には思いも寄らぬ因縁があり……。 『別冊少年マガジン』2018年9月号から連載を開始し、2020年8月号で最終話を迎えました。独自の雰囲気を持ち合わせ、「マンガ大賞2020」で5位に輝いた『水は海に向かって流れる』。幕を閉じた連載について、はてなブロガーたちが思いの丈を語っています。 感想はいわゆる「ネタバレ」的な記載が多く登場します。ご注意ください。 「『家族』という共同体の脆さ」 「田島列島の作品はとにかく余白が素晴らしいのだ」 「怒ることって結構瞬発力