今年で45回目となる「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ)が8月27、28日に放送される。コラムニストの木村隆志さんは「出演者の報酬と募金の問題をグレーにし続けている限り、『偽善』『感動ポルノ』などの声は消えないだろう。だが、多額の募金を集められて、視聴率がとれるのだから、放送をやめるという選択肢はない」という――。 NHKも「感動ポルノ」と批判する番組 今年も8月27日・28日に「24時間テレビ45 愛は地球を救う」(日本テレビ)が放送される。はたして、あなたの気持ちは「待ってました」という期待か、「けっきょく今年もやるの?」という落胆か。 同番組は以前から「出演者はギャラをもらっているんでしょ?」などとチャリティ番組としての立ち位置を指摘され続けていたが、特に2010年代後半は「バリバラ」(NHK Eテレ)の「感動ポルノ」論争もあって批判が沸騰。さらに2020年以降はコロナ禍
感動ポルノ(かんどうポルノ、英語: Inspiration porn) とは、主に身体障害者が健常者に同情・感動をもたらすコンテンツとして消費されることを批判的に表した言葉[1][2][3][4][5][6][7][8][9]。特に、「まじめで頑張り屋」など特定のステレオタイプなイメージを押し付けられた障害者や、余命宣告者などの同情を誘いやすい立場の人を用いて視聴者を感動させようとする「お涙頂戴」のコンテンツがこのように呼ばれる[3][7][8][10][9]。 定義・背景[編集] 2012年に、障害者人権活動家で自身も骨形成不全症による身体障害当事者でもあるステラ・ヤングが、オーストラリア放送協会(ABC)のウェブマガジン『Ramp Up』の記事で用いた言葉である[11][12]。後に、ヤングはTEDにて「私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく(I'm not your i
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