本屋の売り文句のように、ぼろぼろ泣いたりはしなかったけど、いいマンガだった。 「ナマケモノが見てた」で大笑いしていた小学生の自分に読ませたい。 とりあえず、誰かに紹介するときは、「ホームレス版忠犬ハチコウ」とでも言っておいたらよいかと。 だから、これで泣く人はハチコウでも泣くんだろうし、「マリリンに会いたい」とか、「南極物語」で号泣するんだろう。 あと、「犬との十の約束」とか(タイトルうろおぼえ)「お馬鹿な犬のマーリー」とか(これまたタイトルうろおぼえ) 気持ちもわからんではない。主人がどうなってもそれが理解できないお馬鹿加減をけなげと好意的に解釈して涙腺をゆるませるのは犬好きの本能だし、アイデンティティだろう。 まあ、制作者側もそれがわかっているから犬関係の映画はワンサカ作られてきたわけだ。 需要と供給は、資本主義の根っこです。 まあ、それはともかく。 とりあえず、犬好きではなく、犬を飼
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