ジャイアン型ADHDは衝動統制の障害である。 生まれた遺伝素因のままでは「我慢する」ことが出来ない。 だから「超合理的」とか、「依存相手の顔色を読む」などの 歪んだ衝動統制のスタイルを手近な環境から身に着け、それ で大人になるまで生きて行く。 当然いろいろな不適応が生じる。 では多数派はどうしているのか? 答えはまたもや「空気」である。 多数派は「空気」で自分の衝動も コントロールされているのだ。 実はこの考察から多数派はなぜ「空気が読めない」「空気を読まない」発達障害を攻撃するか? という問いに一つの答えが帰結する。 「多数派は空気で自分の衝動を抑えられていて、その場では当然自分の衝動をコントロールして差し控えるべき場面である」という訳だから、そこであえて自分を主張したり衝動を通したりすることは「掟(おきて)破り」になり、「ルール違反」として攻撃されると私は考える。 いわゆるノビ