目次へ戻る 野中広務氏への麻生氏の差別 2004年7月24日 宇佐美 保 本屋さんの店頭で、偶然『野中広務 差別と権力』(魚住照著:講談社発行)を立ち読みして、ビックリしました。 そして、その本を購入しました。 その本には次のような記述があったのです。 「私は一週間、泣きに泣きました。私に目が三つあるわけではない。皮膚の色が違うわけではない、口が二つあるわけではない、耳が四つあるわけではない。何も変わらないのに、そして一生懸命がんばるのに、自分が手塩にかけたそういう人たちに、なぜそんなことを言われなくてはならないのだという、奈落の底に落ちた私の悲しみは一週問続きました」 敗戦から二十八年後の一九七三年(昭和四十八年)三月七日、京都府議会の本会議場は静まりかえっていた。演壇に立った府会議員の野中が大鉄局を辞めたいきさつを切々と語っていたからだ。 私が調べた範囲では、彼が公開の場で自らの被差別
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く