グラゼニ (1) ■ 【オススメ】 年収1800万円!でもそれでは全然高収ではない商売がある。 [アイディア]プロ野球ものとしてユニークなアプローチ [エピソード]一話完結スタイルは中継ぎワンポイント投手らしい [ストーリー]ギリギリ感が主題ではあるが、続刊ではもう少し何か欲しい 26歳で年収1800万円。高給取り、ではあるのだが、 高卒のプロ野球選手となると、これはギリギリ。 一軍定着も中継ぎのワンポイント、いつどうなるかわからない。 先がない立場なのである。 グラウンドには銭が埋まっている−プロ野球が職業であるという観点からすれば、 この言葉を体現した、 こうしたピンポイントな描き方もありだろう。今まであまり見ることはなかったが、 なかなかユニークなアプローチである。 彼の強み弱みも、対戦相手の年収にあるというところが、 おかしくも哀しい。 話としては一話完結。全体を流れる物語としては