Published 2025/02/14 05:30 (JST) Updated 2025/03/06 18:54 (JST) 承諾を得て長男を殺害したとして、承諾殺人罪に問われた男の被告(82)=滋賀県野洲市=の初公判が2月13日、大津地裁(大嶋真理子裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役4年を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めて即日結審した。判決は3月10日に言い渡される。 「こうするしかないと思ってやったが、間違っていた。毎日寝る前、夢に出てきてほしいと思う。謝りたい」。2月13日に大津地裁であった承諾殺人事件の公判で、被告(82)は自ら手をかけた長男への思いを語り、30年以上の介護に疲弊して追い詰められていった状況を明かした。 長男(50)は高校生だった1991年、所属したサッカー部の自主練習中に交通事故で大けがを負った。脳挫傷の後遺症で身体が不自由となり、全ての
