東電に人員派遣 電力融通も開始 九電 2011年3月12日 14:08 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 九州電力は12日、東日本大震災で、原子力災害対策特別措置法に基づく原子力災害時の協力協定に基づき、同社の原子力発電所担当社員を3人を、政府が緊急事態宣言を出した東京電力福島原発(福島県)に派遣したことを明らかにした。 また同日午前0時から、東電などに15万キロワット分の電力融通を始めた。 ともに東電などの協力要請を受け、電力各社が行っている支援の一環。九電が派遣したのは放射能計測の専門家ら。 九電が、夏場の需要期などを除く緊急時に他社へ電力を融通したのは、2008年4月、東電柏崎刈羽原発(新潟県)が地震の影響で運転停止し、10万キロワット分を供給して以来となる。=2011/03/12付 西日本新聞夕刊=