総木造五重塔 完成祝う 福岡市・東長寺 2011年5月15日 01:09 カテゴリー:九州 > 福岡 東長寺であった五重塔の落慶法要 福岡市博多区御供所町の東長寺(藤田紫雲住職)で14日、境内に完成した九州で2番目の総木造五重塔(高さ約26メートル)の落慶法要が営まれた。同寺ゆかりの福岡藩・黒田家の16代目当主黒田長高さんをはじめ、寺を創建したと伝わる空海の廟(びょう)がある中国・青龍寺の寛旭(かんぎょく)住職(41)、檀家(だんか)など約千人が参列。釈迦(しゃか)の墓とされる五重塔の完成を祝った。 銅鑼(どら)が鳴り響き法要は始まった。藤田住職ら僧侶が列をつくり五重塔前に入場。22人の僧が塔の基壇を取り囲み、厳かに読経を上げた。初重(しょじゅう)(1階)の四方の扉は開かれ、中に収められた本尊を開帳。本尊や壁画などの「荘厳画」を描いた日本画家の鳥山玲さん(55)が筆を振るい、寛旭住職が