任天堂が今月25日に発表した、07年9月中間連結決算。売上高が前年同期比2.3倍の6948億円、当期利益が同2.4倍の1324億円で、いずれも過去最高を記録したとのこと。ニンテンドーDSやWiiの販売が好調なためで、株式時価総額はトヨタ自動車などに次いで国内3位になっています(発表当日の終値)。 一方のソニー陣営も、デジカメやパソコンなど主力のエレクトロニクス事業が好調で、売上高は前年同期比12.8倍の4兆595億円、当期利益は同4.1倍の1401億円となり、ともに過去最高を更新。液晶テレビやゲーム事業での苦戦にもかかわらず、大幅な増収増益となりました。 ソニーのゲーム事業は現在、PS3の販売が伸び悩んでいることに加えて、『ドラゴンクエスト9』や『モンスターハンター3』などの大作ソフトが任天堂ハードへの移籍を表明するなど、1994年の初代プレイステーション発売以来最大の「危機」を迎えている