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2018年2月20日のブックマーク (2件)

  • ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった

    冷戦において最も激しく行われたのはミサイルの開発競争であったが、 このミサイル開発競争のために行われた宇宙開発における米ソの戦いは凄まじいものであった。 結果的に米国の勝利によって現在に至る……などといわれていたのは2000年前半まで。 2010年代においてロシアが大量に公開しはじめた宇宙技術関係の特許技術により、米ソの評価は完全に覆ってしまった。 公開されたデータによる最新の評価は「技術力のソ連」「金にモノを言わせてゴリ押しで結果だけ残した米国」というのが現状では極めて正しい評価である。 今回の小説内では米ソの技術力の差がいかほどにあって、どういう状況が生まれたかについて触れてみたい。 短編なのでそんなに話数は増えないはずであるが……

    ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった
  • 生活魔術師達、ダンジョンに挑む

    エムロード王立魔術学院は魔術師の卵達が、宮廷魔術師として王宮や軍で活躍したり、王立魔導院で国の発展のため研究職に就いたりと、将来的に様々な分野に進むための学校だ。 生徒達は通常の魔術の学問に加え、専門に特化した科のどれかに属する事となる。 この世界、野にはモンスターが跋扈し危険が満ち溢れており、それでなくても人間同士の戦争だって存在する。故に一番人気は戦闘科だ。 他にも召喚科、精霊科、錬金科、呪術科、心霊科等々の科が存在する。 それぞれの科は年度ごとに予算が割り振られており、この日の大会議室では各科をまとめる教師――科長達が集まって、正にその予算が決定した所であった。 顎髭を蓄え緋色のローブを羽織った精悍な中年魔術師は勝ち誇り、ふわふわとした髪のともすれば学生と見間違えそうな草色のローブの女魔術師は悔しそうに唇を噛みしめた。 円卓を囲む他の魔術師達は皆、気まずそうに目を反らしたり俯いたりし

    生活魔術師達、ダンジョンに挑む