東京都や大阪府などで始まった大規模接種会場での高齢者へのワクチン接種について、政府は、予約がキャンセルされるなどして余ったワクチンを、一般への接種に回す方向で検討していることが、FNNの取材でわかった。 政府高官は、「余ったワクチンを無駄にしないため」と説明している。 複数の政府関係者によると、24日から始まった大規模接種会場での高齢者のワクチン接種について、会場ごとに余ったワクチンを、同じ会場で、一般への接種に回す方向で調整している。 政府高官は、「余ったワクチンを無駄にしないため、一般の人も打てるようにする」と説明している。 大規模接種会場で余ったワクチンの一般への接種は、インターネットでの予約を中心に、先着順での受付を想定しているという。 関係省庁が現在、開始時期や予約方法など、国民に混乱を起こさないための対応策を検討している。